|
|
"あ見と"とか"はこてし"とか"ででにた"とか"がっでか"とかで ※スタイルシートで縦書きを指定することは可能であるが仕組みが違う。 縦書き表記とか、旧仮名遣いに興味があった頃、『縦の会』を見つけて、会員となっていた私は、何年かぶりにそこに行ってみた。『縦の会』が入居している日本のどこかのビルに電車に乗って行った。というわけではなく、インターネットのそのページをブラウザに表示したに過ぎない。Googleが(インターネットの)世界統一をとっくに完了したとはいえ、一応断っておく。 その作者(じゃこうねずみ氏)は、インターネットの世界が横書きであるのを嘆き、縦書きで表示したいという思いをJavaScriptで実現させた『たてがき君』を作った人である。同じ作者による『まるやるま君』も面白い。 日本語表記が、"ルーホクルミ"のように横書きを右から左に書いていた時期はいつからいつまでなのだろう。当初、縦書きonlyだった日本語表記を、"文明開化"の号令で"欧米化"するため、横書きにしなくてはならなくなったので、とりあえず縦書きの各行の字詰めを一字にしたからなのか? 横書きを右から左に書いていた実体験のある昭和3年生まれの母は、筆に墨をつけて書いていたとき、書いたばかりの字を右袖でよくこすってしまうので困った。と生前、よくこぼしていた。 どうでもよいことがよく気になり、気になるとすぐ 1点在庫あり。ご注文はお早めに。という脅し文句に負け、あわてて1-Clickしたが、「お急ぎ便」(350円追加)にすれば翌日に届けてあげる。じゃないと22日後!!に発送という。いじわるだ。急遽キャンセルし、マーケットプレイスへの注文に切り替える。送料が一冊につき340円かかり、古本にはなるものの、概ね3日で手に入る。本の注文の場合、毎回いろいろと計算して決断するのだが今回のケースでは、トータルの支払い金額は570円減った。 以前、持ちきれないほどたくさんの本を衝動買いしてしまって、宅配便で自宅送付してもらった経験を持つ私にとって、購入総額が1500円以上かどうか、同じ古本がマーケットプレイスで売っていないかどうか、価格や程度は許容範囲か、などをディスプレイの前で落ち着いて判断できるのはありがたい。 なお、1円の中古本とかはないが、購入金額が1500円未満でも指定したコソビニまでなら送料無料で届けてくれるサイトはある。 で、日本語に関することで、私が気になるテーマは他にもある。以下の通り。
*「横書き登場―日本語表記の近代 (岩波新書 新赤版 (863)) (新書)」によると、左からの横書きが一般化したのは1940年代中頃であることが当時の資料(切手、新聞広告等)により明らかにされている。 |
|