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通勤途中、ある腕時計に釘付けになってしまった。 乗り換え駅の地下鉄六本木駅ホーム、電飾看板のNOMOSである。 検索すると値段も射程距離だったのだが、別の理由で簡単に諦めてしまう。 なぜなら、私はとても腕が細い。 ケース外径が大きい腕時計は諦めるしかない。 メタルバンドのときもコマを相当詰める。 その点、ハミルトンのカーキのナイロンベルトは鳩目がたくさんあるので助かった。 普通の皮バンドだったら、穴を2個は追加する。 同様に、身体的な制約で断念せざるを得ないのは、重いバイクである。 重くても乗れるのだが、倒したときに起こせない。 これは生死にかかわる。 一度、死ぬ気で起こして腰にダメージが生じたことがある。 こうした身体と道具の関係性は、当然といえば当然である。 使い慣れた道具は、身体の一部になるからである。 ノートPCのキーも、デスクトップ機のキーボードと比較して、恐ろしく身体に悪い。 やむを得ず数ヶ月、ノートPCを一日8時間数ヶ月使用したら、見事に右肩を損傷した。 そうした原因に気づかずに、歳をとれば誰でも四十肩だの五十肩になるものだと誤認しているケースもあると思う。 デスクトップ機とて油断はならない。 ディスプレイとキーボードを机の真正面に置かないといけない。 不正な配置で、長い間、体幹がネジレた状態のままで打鍵していると、すぐに腰痛になる。 これは怖い。 そもそも膝を組むのも腰に負担を強いるそうだ。足も痺れるし。 自分の身体の好不調を常時モニタリングすることができ、 顕在化する現象が何に起因するのかを自然に意識できる身体でありたい。 |
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