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たいくつな電車の中でもだいじょうぶ。どこでも読める短めコラム
アモルの持ち方もくじ

【6】スコアを偽装するインチキおやじ

昭和40年代のボウリングブームの頃、スコアは鉛筆で記入して作成していました。現在は残ピンの有無をセンサーが感知して自動的にスコアが作成されます。

まれに判定に誤作動が生じて、正しく記録されないことがあります。その場合は、ボウラー自らの手で修正しなくてはなりません。



ストライク(あるいは1ピン残りやガター)のたびに雄叫びを上げ、飛び跳ね、踊り、床に寝転がり、仲間と泣き、笑い、抱き合って、その感動を全身全霊で表現し、ストレスを発散している若者たち。

彼らは、ファウルラインなどお構いなしなので、毎回必ずファウル。だから厳密には0点。

うるせぇんだよ、おまえら。と思うどころか、わしはその若さがうらやましいぞ。だから、滅多なことでは、隣のレーンでどんな人が投げていようと私はあまり気になりません。



が、ある日、邪悪なオッサンに遭遇しました。

基本を無視した無茶苦茶でデタラメな投げかた。当然、たまにしか1番ピンに当たりません。

それなのになぜか毎回200超の高スコア。

他人がどんな奇妙な投げかたをしようが、どんだけハイスコアを出そうが、私には一切無関係です。で、でも……。

なんと、ストライクがとれなかったときや、第2投でミスしたときに、その都度ストライクやスペアにスコアを改竄して高得点を演出していたのです。すべてのゲームにおいて……。

一球入魂。たとえ失投したとしても、それが掛け値なしの自分の実力。

わざわざスコアを手修正までして高得点を捏造する神経。事実を捻じ曲げて平然としている根性。まったく理解できません。

よく、クルマの運転に人柄が出るといいますが、ボウリングも同じ。その人の持つ個性が反映するようです。

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