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カワイイ動物の行動がテレビに映っているとき、
素直に感動せず、冷静な解釈や科学的な見解を述べる傾向のある方々へのお知らせです。
- 高圧電線で感電して仮死状態になった仲間を蘇生させたサル。
→スゴイ〜!人命救助するサルってスゴイ〜!(※人命じゃない)
- 砂浜に大量に打ち上げられたイルカの大群。
→自らの命を犠牲にしてまで私たちに何かを警告するなんて!
- 住宅街を流れる河川に出現したアザラシの赤ちゃん。
→はやく写メ撮ってアップしなくちゃだわ!ちょっとそこどいてよ!
- 餌をもらっていた飼い主の葬式の場に集合した野良犬や野良猫たち。
→動物だって悲しいから、みんな集まってきたの。(※香典は持ってきてない)
- 飼い主が殺害される現場を目撃したとされる犬と会話して、事件当時の様子を事情聴取する高度なコミュニケーション能力の女性
→怖かったでしょ〜(泣)犯人を捕まえるために一生懸命、捜査に協力してんのよね〜(泣)
これらの映像に対して、
「いやいやいやいや、別の可能性も否定できないでしょ」
といって、以下のようなことを述べてみましょう。
- 自分より強いサルが気を失った絶好のチャンスに、新しい上下関係を確認するための攻撃をしたところ、その刺激でたまたま復活してしまった。
- 天敵のシャチから必死で逃げたら、遠浅の海岸に追い込まれてしまって引き返せなくなったのだ。
- 本来の生息地では現地の人々の食料、あるいは他の動物に捕食される対象だが、都市環境に迷い込んだために生き延びたにすぎない。
- 飼い主のニオイをたどって、エサの時間に全員集合しただけ。
- すでに公開された情報をもとに、事件当時の状況をあたかも犬から聞き出しているように演じる高度なパフォーマンス能力の女性なんだな実は。
最後まで言い終わらないうちに、
即行で「人間として最低!」と非難される可能性を否定できません。
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