≠″ャ 」レ 文 字├″ッ ├ ]厶
通勤通学の友。駅間で読める短編小説
「300文字小説」作品集もくじ

珍種コレクター訪問


お気に入りの番組が始まった。

「きょうは珍しいカエルを見せていただきま〜す♪」



「このカエルは人に背を向ける習性があります」

「あら?ときどき体をひねってこっちを見てる!なんていう名前ですか?」

「トキドキフリカエルです」



「では、次。お腹を上にしてます。あたし知ってますよこれ」

「ほほう。お詳しいんですね」

「アオムケヒックリカエル。でしょ?」

「いいえ。これはウシロニソックリカエルです。よく似ているので間違いやすいんです」



「こんどは、こちら。ぐったりしていて動きませんね」

「おやっ?」

男は、細長い棒でカエルをつっついた。



「あ、わかった。ツツクトイキカエル!!でしょ?でしょ?」

「残念!ただの死んだカエルです」

Copyright ©2004 www.gal-moji.com. All rights reserved.
ギャル文字ドッドコム